どんな聖書を買う?
どんな日本語訳聖書を買いましょう。
日本語の聖書はたくさん種類があります。翻訳の違いから装丁の違いなど様々です。
日本語に訳された聖書は団体が訳しているものから個人の訳まで多くのものが出版されていて、どれがよいのかなかなか分かりません。翻訳によって強調点や言葉の受け取り方も異なってきます。もちろん、「完璧な翻訳」などというものは存在しませんがそれぞれの目的に合った訳というものはあります。
装丁に関しても、教会や学校などで使うために持ち運びによいものや机の上で広げるのに字が大きくて見やすいものまで、その用途によって様々なものが販売されています。
では、どれを選ぶべきか
教会や学校で使うことが主な目的ならそこで用いられているものに合わせた方がよいでしょう。
個人的に読む場合は、どういった傾向で訳されているなどの翻訳の違いから、脚注や挿絵の有無や字の大きさなど装丁に至るまで、それぞれに特徴があるので、どれがよいかと言われても難しい問題です。
訳に関しては、おそらく国内で最も広く用いられている日本聖書協会刊行の『新共同訳聖書』が一冊目としてはよいのではないでしょうか。
装丁に関しては、一冊目なので一番シンプルなものでよいでしょう。その方が値段も安いです。
その後、必要になれば買い足せばよいと思います。
なお、比較的容易に入手できる他の代表的な日本語訳聖書としては『口語訳聖書(日本聖書協会)』と『新改訳聖書(いのちのことば社)』があります。